行きつけのバーには短時間しかいなかった。やたらと声をかけてくる女どもがウザかったから。 今日はそんな気分じゃない。 目障りだって言ったら、青ざめながら悪態ついて去っていった尻軽達。 もしかしてオレのサイフ、落としたんじゃなくて逆恨みにスラれたかな。 まっ それでもいいか。 こうやって幸運にもカズトに拾ってもらえたし。 なんならこの勢いでフケちゃってもいいんだ。 カワイイ女子高生と。 ……ってオレ、金持ってなかったんだった。 ハハハッ。ホテルにも入れねーじゃん。 ダッセーな、オレ。