あれはもう4ヶ月くらい前のことになる。 生まれてから今まで目立った病気にかかることもなく、健康に育ってきたわたし。 滅多にひかないカゼのため、お母さんが勤める病院を受診したあの日。 受験の追い込みによる疲れもあったのかもしれない。 そしてそれは、診察を終えて会計を待っていたときのことだった。 広い待合室に響いた赤ちゃんの泣き声。 切なげなそのかん高い声に、なにげなく振り向いた。