『女子中物語』 ダークネス

ミサキさんは、横断歩道を渡らずに、ヌエめがけて駈けてゆきます。

そして、硬く握りしめた拳で、その鼻の脇を思い切り殴りつけました。

男の顔を打つ鈍い音。
ヌエが倒れます。
包丁は音を立てて地面に落ちました。