翔月の家に帰ると、龍晴が飛びついてきた。 「舞嘉おかえりーっ!!」 「た…ただいま…」 「龍晴…。」 困惑する私を呆れ顔で助けてくれたのは、瑞樹君。 「龍晴、離せっつの。お帰り舞嘉。客、来てるよ。」 恭輔がリビングから出てきて、そんなことを言った。 「客?」 首をかしげる私に、瑞樹君はその人のことを紹介した。 「うん。俺らの友達で、ハルキっつうんだけどさ、舞嘉に一目惚れしたんだと。」