幸せの欠片


「うち…は、帰ったらいつも親に小言っていうか…文句言われてて、うち、中学のとき結構勉強とか頑張ってたんだけど、そのときの友達と成績比べられたりして、べつにそんなのはいいんだけど、昨日…」

「ん?」
めちゃくちゃな文章を止めた私に、翔月が優しく声をかけた。


「…『友達が悪いせいであんたがおかしくなった』っていわれたから…家飛び出した…」