幸せの欠片


ひとり、あまり酔っていない恭輔に声をかけた。

「あぁ。外、行こーぜ」


外に出ると、初夏の風の匂いがした。


「恭輔あんま飲んでない?」

「飲めるわけねぇじゃん」

私の問いに苦笑いしながら答える恭輔。



「恭輔…あたしね…」