幸せの欠片



「あ、いたいた。恭輔ー!!」


翔月が声をかけた方向には、これまた派手な男子がざっと20人ほど…


その中から‘恭輔’と呼ばれた彼は、仲間になにやら声をかけてから私たちの方へと近づいてきた。


かっこいい…

けどあんまりタイプじゃないかな。

それが第一印象だった。