幸せの欠片



圭介の家はマンション。


部屋から出てきた瞬間、翔月たちを見つけて表情が曇った。


「ちょっとお話があります。」


そう言う翔月に目もくれず、圭介は冷たく言った。


「舞嘉ー。俺言わなかったっけ?男と話すなって。…なんだよこれ!!…来いよ。」


私が動かないでいると、圭介は私の腕をつかもうとした。


「やめろよ!!」

「やっ…龍晴!!!」


龍晴が圭介の手を振り払おうとすると、圭介は龍晴を殴り飛ばし、私を部屋に引きずり込んで鍵をかけた。