それから数日後―――― あたしは、零とお昼ごはんを食べるために屋上に行った。 今日は屋上で待ち合わせなの!!! ――…告白のことなんてすっかり忘れていた…――― 屋上の重い扉を開けると、そこから太陽の光が差し込んできた。 誰かいる…? …まぶしッ…… 零かな…… そこにいたのは、高谷だった―――。 「――…ッ!!?」 びっくりした… あッ!!!!! 手紙ッ! あたしは、制服のポケットを探した。 あっ、あった! 高谷はあたしの行動を不思議そうに見ていた。