あたしと優真君はもう別れたんじゃ… 頭が真っ白になっていく。 そして、優真君がさっき言った言葉が勝手に頭の中でリピートされる。 『舞、好きだ。』 スキ… すき… 好き……? 優真君があたしを、好き……??? 理解した途端、頭が割れるような頭痛が襲ってくる。 「……!……ぃっ……」 そんなあたしの変化に気づいた優真君が、声をかける。 「舞………?」