それから、あたしのお父さんを紹介してもらった。
お父さんも、あたしが記憶を失くしたことに相当驚いているようだった。
あたしはその日の夜、なんで記憶が失くなったのかずっと考えていたが、やはりなにも思いだせなかった。
次の日。
あたしは、朝6時に起きて学校の準備をしていた。
ご飯も食べて、準備万端♪
まだ行くまでに時間があった。
「まだこんな時間かぁ…」
零ちゃんを待っている間、リビングにいることにした。
リビングに行ったら、テレビがついていた。
あたしは、何気なく朝のニュースを見ていた。
あたしは、こういう日常的なものは覚えてる。
だけど、人とか、小さい頃にあったこととかは覚えていない。
なんでだろうね。
あたしは、なんでこんなにも大事な人たちのことを忘れちゃったんだろう。
それが、不思議でたまらない。
