この空に、あなたに、届け







あたしと侑耶の分をフライパンに入れた。
ハンバーグはいい音といい匂いを出しながら焼けてく。




そろそろ、かな。






「侑耶ー、そろそろひっくり返してねー。」





あたしは今のうちに洗い物しちゃうか。
道具を流しに置いて洗い始めようとした時。




…あれ、なんか焦げ臭い?




「侑耶ー?」




不安になって侑耶を見ると





「推…ど、どうひっくり返すの。」





侑耶は菜箸を持ってこっちを見てた。
菜箸でどうやってひっくり返すの…。




「こ、焦げちゃう!あたしがやっておくから!」




そう言ってフライ返しをもってひっくり返すと
目を輝かせて





「それでひっくり返すのか!」




…なんて。
本当に料理には興味ないみたい…。