この空に、あなたに、届け








「よし、混ぜ終わったから…」





そろそろ焼こうとしていると、
どたどたと走ってきて






「お!焼くのか?!」




顔を洗ってすっきりした侑耶があたしの隣に来た。
いかにも『焼かせてくれ』って顔…。





「しょうがないなぁー…焼く?」




あたしがフライパンを指さしながら言うと…




「おぉ!焼く!」




楽しそうにフライパンの前に立った。
…なんか、子供みたい。





「じゃあ、あたしはフライパンに入れていくから




焼く具合を見てひっくり返してね?」





「任せとけ!」




まぁ、焼くぐらいなら大丈夫だよね。