……離れよう―

――――離れようとしても


離れらんない関係こそが、運命ってことかもしれない。



運命ってこと自体

ほんとの意味ではきっと


俺にはまだわかんない。



そんな俺が運命なんて言葉、使うべきじゃないかもしんない。



けど、遥との出会いは偶然なんかじゃない、必然だったんだ。



それだけは感じる。



遥がいなかったら…―

―四年前―屋上できっと飛び降りてたし。