バッ



あたしは、屋上を飛び出した。




そのまま、走って泣きながら(そうとう酷い顔だったと思う)家に飛び込んだ。




「おかえりぃ。どうだっ…うわっ!!」





お母さんがあたしの顔をみて驚いた。





「どうしたの??って走ったの!?あんたねぇ、ちょっと体力ついたからって、聞きなさいっ!!」





お母さんが話終わる前にあたしは、自分の部屋に入っていった。




「ハァハァハァ…。」





胸が苦しかった。





気持ち的にも実際の心臓も…