私は叔父様にはいっぱいいっぱい感謝していた。 私をここまで男手一つで育ててくれたんだもん。 おまけに高校まで行かせてもらえて…叔父様の言うことなら何でも聞いちゃう。 私はテレビを消して、ソファーに置いた鞄を手にする。 そろそろガッコに行く時間。 戸締りもキチンとして…ガッコに急ぐ。