そして引っ越し当日。 犯人はわからないままだった。 身勝手な話だが、サヤカが心配だったわたしはユウトとタクミに託した。 ユウトとタクミは「サヤカのことは任せろ!」と気合いいっぱいに言ってくれた。 わたしはそんな二人のおかげで祖母の家に安心して行くことができたのだ。