マジかよ…。


はぁ。


「よかったな。達也!!」

「達也~おめでとうっ」

「かわいそう~達也」

「頑張れよ~」


皆から色んな言葉をもらった。


けど…うれしくねぇ。




「じゃあもう1人決めろよ。」


「もう1人?」


「あぁ、女子。」



ザワザワと騒ぐ女子。


「お前ら、神田と一緒にいれる時間長いぞ?」


成先の言葉に女子がいきなり立候補してきた。

「あっ私達也とならいいよー?」

「私もー!!」

「私もっ」


いきなりふえたし


紗耶香ならねぇかな。


「じゃあ、皆はこの紙に立候補したい奴の名前かけ。」

そういって成先は小さな紙を配った。