次の日学校にいくと、千奈ちゃんが話し掛けてくれた。


「ねぇ、達也と付き合ったんだねっ
もしやとは思ってたけど。
達也から聞いたよ!」


「…うん。言えなくてごめんね?」


私は付き合ってるってずっと前言ったけど、皆信じてくれずにそのままだった。

実際その時はたっくんは遊びだったし。


一緒に帰ってるのも、
仲がいいってことにされてた。


それで女子に呼び出されたりで、大変だったけど。


「ちょっと屋上いこ??」

「うん。いーよ?」


2人で屋上にいった。




「ねぇ、いつからなの??」

「えーとねぇ、1ヶ月ちょっと前かな?」


「ごめん」

「ふふっいーよ!そのかわり今から質問すること全部答えてね!」


質問!?


「内容は…?」


なんかイヤな予感がするんだけど。


「手…つないだ?」

「…つなぎました。」


お互いの気持ちがわかった日に。

暖かい手だったな。



「抱きしめられた?」

「はぃ…。」


それも手を繋ぐ日にだった。


「んじゃキスは??」


「なっ…言えないです。」


恥ずかしいもん。