「たっくん。ありがとうね。」

「全然。こちらこそ。じゃあ早く家入れ」

「なんで?送るよ。」


「可愛いのに、暗い道一人で帰したくねぇの。」


今日はちょっと素直な俺。

もうすぐ春だな。


「桜さいたらお花見いく?」

「いくいく!!楽しみだね。」


「じゃな。」


「バイバイ。」



ちゅっ


「はっ?//」

「ふふふっバイバイ」

「ばーか。」


紗耶香はすぐ家の中にはいった。





あいつには勝てねぇな。