「私…ま、まだたっくんが好きだから。」 「いいよ、それでも。」 「いいわけない! 瀬戸くんが傷つくよ。」 誰かが傷つくのはもう嫌… 「俺はいいから。」 いいはずないのに…。 今私は誰かいないとつぶされちゃう…。 結局瀬戸くんに甘えた。 「ごめんなさい。ありがとう!」 「おぅ」 「私忘れるから彼のこと。」 「ゆっくりわすれような?」 私は答えるよう瀬戸くんに抱き着いた。 たっくんさよなら。 ありがとう。