「いただきます…」


パクッと食べた。

「美味しい?」

「うんっ//」

「ははっ顔赤っ」

私は恥ずかしくて俯いた。


正直味なんかわかんない…。

ただドキドキしてて…。


「もぅ、達也っ紗耶香をからかわないで!!」

「からかってねぇよ~」

そういって笑う神田くん。

蒼伊くんは少し呆れたような顔で笑ってた。




6時過ぎになったから帰ろう歩き出した。


「俺、こっちだから河合、一緒に帰ろ?」


神田くんとっ!?

「はっはぃ…。」


「じゃーな~」

そして、千奈ちゃん達と別れて2人で歩いた。



恥ずかしいけど、
嬉しいな…


「あのさ…。」


「うん?」


「俺と付き合わない?」


はぃ?

今…なんて?


「あのっ…本気?」


「うん…。」

悲しそうな顔。




うそっ…。