「レイに、"俺の気持ちだから"って渡されたの。どういうことかしら。」 その実をみたとたん、乳母はマリアに優しく微笑んだ。 「レイ様でしたか。お優しい方ですね。マリアさまのことを、よく思っていらっしゃいますよ。」 「なんでわかるの?」 「それはですね、その実は"サネカズラ"と言う植物のものなんです。花言葉は…」