絡まる舌にのぼせそうになる。 その感触が、引き寄せて、弄んで、角度を変えてあたしを探る。 やだ、ちょっと、 こんなキス、 反則。 どこで、息、するのよ。 あたしは必死で関谷を押しのけて、その拍子に落ちた眼鏡は音もなくふかふかのカーペットに沈む。 やっと酸素を取り入れた体は何故か熱い程火照っていて、 ぼやけた視界で、関谷の表情は見えない。 あたしは、目を細めるのも忘れて関谷を凝視してしまった。