「――早く帰ってこないかな…」

今の季節は冬のはずなのに、まるで春のような日差しを躰に受けながら呟いた。

「――春、か…」

そう言えば、後少しで春海の誕生日だな。

4月24日――この日は、春海の誕生日である。

春海がこの世に生まれた日だ。

その8ヶ月後の12月24日は、私の誕生日である。

共通していることは、どちらも24日だと言うことだ。

こんな小さなところにも運命を感じる私は、幸せなんだなって思った。

何故なら、彼と一緒だからだ。