なあ、俺がどれだけおまえに惚れてるか、おまえは知らねーだろ。



「おまえは可愛くなくていーんだよ」



そのままで、いい。




「俺だけ知ってればいい」




そんな、顔、誰にも見せたくない。




おまえな、




……ムカつく位可愛いんだよ。まじで。勘弁しろ。





レンズを外して、



俺はその瞳に口付ける。




真っ黒で、白目の綺麗な吸い込まれそうな目。




頼むから、




拒むな。




いや、もう拒んだ所で止めねーけど。