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俺の腕にすっぽりと収まるこいつは、細い肩を震わせる。


もう少し、肉つけろよ、とかどーでもいい事を考えてしまう位俺も正気じゃない。



こいつが受け入れなかったら、どうする、とかそんな焦りとか、だけどもう離す気はないっていう意識だとか、色んなもんが駆け巡って、



ただ、強く抱き締めた。