恋スル2人 ~小野先生とアタシ・だもの!~


その言葉にアタシは先生から目を逸らす。

そのまま先生を見てたらきっとアタシのどきどきに気付かれてしまうから。


「やってみるか?」

そう言って先生は席を譲りアタシの後ろに回った。

そしてアタシの手を取って鍵盤に乗せてくれる。



うわ。
なんかすごく緊張する。