そしてまたアタシに向き直り言葉を続けた。 「先生、大学院はイギリスで外国生活も長かったんでしょ? それにそのあとだって。 結構外国に縁ある人なんだから別にチサトから言ったって大丈夫じゃないの? 大丈夫だよ。 なにがあったってアタシはチサトの味方だから!」 そりゃ… アタシだって…。 いつか先生とそうなれたらいいなって思うこともあるけれど。 そう思うときいつもアタシの中にアタシは先生に適った人なんだろうかって思いがよぎる。