恋スル2人 ~小野先生とアタシ・だもの!~


「わかってるって。
だから…「だった」って
過去形で言ってんでしょうが。
いつもアンタから惚気話聞いてたら否定するにもできないってば」


「うん…。ごめん」

彼女に謝りながらそんなにも彼女に惚気てたっけ?
なんて思いながら先生の面影を思い出す。


キレイな横顔。
やさしい笑顔。