恋スル2人 ～小野先生とアタシ・だもの！～

「なんでもないですよ。
一緒にいるんだなあと思って」


「それは当たり前のこと」


そっか。
当たり前、
当たり前のこと、なんだ。


あり得ないことじゃなくて。

当たり前、
そう思ってくれてるんだ。



「でも先生、
もし忙しくて迷惑とかそういうのあったらちゃんと言ってくださいね？」

それでもアタシはちょっと気になってそう先生に小さな声で言った。