恋スル2人 ~小野先生とアタシ・だもの!~

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「あ、先生、帰ってたんですか?」

なんだ今日早いのならアタシも寄り道しないで早く帰ってきたらよかった。


ちょうど帰ると先生はキッチンでコーヒーを淹れていたところだった。

部屋中にコーヒーのいい香りがしている。


「ちょっと早く終わったからね。
チサトは…なに?
何か借りてきたのか?」

先生はアタシが持っていたレンタルショップの袋に気付いて聞いた。