「楽しくなきゃ、やってらんないって。」 金髪がけたけたと笑う。 笑った顔がとても幼く見えて、まだ高校生ぐらいなんじゃないかと感じた。 まあ確かに、高校出てからもこんなバイクで夜中走り回ってたら、ただのバカなんだろうけど。 …でも多分、この人たちにも何か事情があるのだろう。 そうでなければ、こんな風に、何かのはけ口を求めたりなんかしない。 だけど、特段それを知ろうとは思わなかった。