「…なら、いい。また明日な」 結局、江川朔夜は渡した札束から数枚抜き取り、帰っていった。 いい人みたいなのに、何で泥棒してるんだろう。 …まぁどうでもいっか。 考えるのも面倒くさくなって、冷たいソファに倒れ込んだ一