次々と飛び掛かるAOKの群れ。

『あっ!うぎっ!ぎぃぃいぃっ!いぎっ!ぎゃあぁぁあぁあぁぁっ!!』

恐怖と戦慄に静まり返った管制室に、調査チームの悲鳴だけが木霊する。

やがて。

『………………………………』

調査チームからの応答はなくなり、モニターには砂嵐だけが延々と流れ続ける。

…ジムはもう、呼びかける事すらしなかった。

調査チームは、AOKによって皆殺しにされたのだ…。