機甲科偵察部隊の兵士達に襲い掛かった残る一体のAOKも、ラルフの射撃によって足止めされていた。
無数の弾丸を受けて怯む白の怪物。
しかし弾丸はあくまでも牽制のみ。
10式近接戦闘用軍刀以外の兵器では、AOKに致命傷を与える事はできない。
「奈々!」
ラルフが背後で萎縮してしまっている奈々を呼ぶ。
「え…っ…あ…」
完全に恐れおののき、縮み上がってしまっている奈々。
とても動けそうにない。
「くそっ…やはり無理か」
片手でアサルトライフルを撃ちながら、ラルフはもう片方の手で腰の短刀型の軍刀を抜く。
そして射撃を止めると同時に素早く軍刀をアサルトライフルの先端に装着。
銃剣の形にして突撃!
怯んだAOKの腹に、銃剣が突き立てられる!
噴き出す血液がラルフの白髪を染める。
だがそれでも尚。
「なにっ!」
死の瀬戸際に立たされたAOKは、鋭い爪を振り上げる!
ラルフを道連れにするつもりだ。
(しくじったか…!)
思わず目を閉じるラルフだったが。
無数の弾丸を受けて怯む白の怪物。
しかし弾丸はあくまでも牽制のみ。
10式近接戦闘用軍刀以外の兵器では、AOKに致命傷を与える事はできない。
「奈々!」
ラルフが背後で萎縮してしまっている奈々を呼ぶ。
「え…っ…あ…」
完全に恐れおののき、縮み上がってしまっている奈々。
とても動けそうにない。
「くそっ…やはり無理か」
片手でアサルトライフルを撃ちながら、ラルフはもう片方の手で腰の短刀型の軍刀を抜く。
そして射撃を止めると同時に素早く軍刀をアサルトライフルの先端に装着。
銃剣の形にして突撃!
怯んだAOKの腹に、銃剣が突き立てられる!
噴き出す血液がラルフの白髪を染める。
だがそれでも尚。
「なにっ!」
死の瀬戸際に立たされたAOKは、鋭い爪を振り上げる!
ラルフを道連れにするつもりだ。
(しくじったか…!)
思わず目を閉じるラルフだったが。


