alternative

それがきっかけだったのだろうか。

「それを言うなら俺ぁ奈々ちゃんのファンだったぜ!」

「俺ぁ断然綾斗少尉だぜ!」

兵士達が大騒ぎし始める。

「すまねぇな、女子供にこんな任務押し付けちまってよう!」

「あんたら俺達の希望だぜ!」

戦車の砲台の上から、装甲車のハッチを開いて、時雨分隊の隣を進軍しながら。

兵士達は隊員達を称える。

「白髪の兄ちゃん!」

ラルフに向かって一人の兵士が叫んだ。

「アメリカ人なのに、俺達の国の為に体を張ってくれるんだな…あんた日本人以上に大和魂の持ち主だぜ!」