あ、やばい。 なんか昔みたい。 中学の時みたいに麻緋には麻緋の世界があって、俺は入れてもらえなくて、なんか遠くに感じた、アレだ。 ここが麻緋の居場所なんだ。 俺、ここにいてもいいのかな。 今度は同じ世界に入れてもらえるのかな? 「とにかく、お前次もまた来いよ。年上命令だ」 「……はい」 でも、麻緋の笑った顔、もっと見たいんだよな。