聞こえるのは、赤ちゃんの泣き声。
優美を見ると、泣きながら寝ている。
「お疲れ」
俺は静かにそう言って、優美のおでこをそっと撫でた。
「旦那さん、抱いてみます?」
看護士が生まれたばかりの赤ちゃんをタオルにくるんで渡してくれた。
「・・・普通、母親が先に抱きますよね」
「まぁ・・・お母さん、寝てますしね。起こすのも悪いです」
まぁ、そうだな。
俺は赤ちゃんを抱いた。
これは、女だ。
っていうか、小っちゃい・・・。可愛すぎんだろ・・・。
「お名前は?」
「そういや、まだ決めてなかったですね。・・・優美と決めなきゃ」
どうしよう、早く名前、つけたほうがいいよな?
でも、起こすのも野暮ってもんだし・・・。
「奥さんが、『真湖斗に名前付けさせて』って言ってましたよ?」
看護士さんがそう言ったので、俺は名前をつけた。
実は、ちょっと考えていたんだ。
『雅美(ミヤビ)』。
おしとやかで、美人の女の子になって欲しい。
まぁ、男だったら『雅(ミヤビ)』にするつもりだったけどな。
優美を見ると、泣きながら寝ている。
「お疲れ」
俺は静かにそう言って、優美のおでこをそっと撫でた。
「旦那さん、抱いてみます?」
看護士が生まれたばかりの赤ちゃんをタオルにくるんで渡してくれた。
「・・・普通、母親が先に抱きますよね」
「まぁ・・・お母さん、寝てますしね。起こすのも悪いです」
まぁ、そうだな。
俺は赤ちゃんを抱いた。
これは、女だ。
っていうか、小っちゃい・・・。可愛すぎんだろ・・・。
「お名前は?」
「そういや、まだ決めてなかったですね。・・・優美と決めなきゃ」
どうしよう、早く名前、つけたほうがいいよな?
でも、起こすのも野暮ってもんだし・・・。
「奥さんが、『真湖斗に名前付けさせて』って言ってましたよ?」
看護士さんがそう言ったので、俺は名前をつけた。
実は、ちょっと考えていたんだ。
『雅美(ミヤビ)』。
おしとやかで、美人の女の子になって欲しい。
まぁ、男だったら『雅(ミヤビ)』にするつもりだったけどな。



