「ちょっと外行ってくるな」

「うん」

パタン。

ユウリが部屋の外へでると、ロイがおり

「お前いたのかー…」

「あ?まぁな。…つうかお前も大変だな?まさか記憶喪失なんてな」

「…本当、なんもわかんねぇみたいでさ。どうやったら記憶戻るんだろうなー…」

「俺に聞くなよ。…まぁ、お前次第じゃねぇの?」

そう言うとロイは立ち上がり、歩き始めた。

「行くのか?」

「お前と居る意味ねぇしな?あ、俺がタダで助けたと思うなよ?後で礼たっぷりもらうからな」

そう言い、ロイは立ち去った。


(あいつイイやつかもなー…笑)