ガラッ

「あっ、さっきのー…」

トンっ

ユウリはルカの隣のイスに座る。

「名前言ってなかったな?俺はユウリ。」

「ユウリー…?」

「ん。んで、オレとルカは海賊なんだ。」

「海賊!?私が…?」

それを聞いて、驚くルカ。

「まぁ驚くよな?笑」

「海賊…かぁ。…なんでかな…何も覚えてなくてー…」

「ルカさ、海に落ちたんだよ。たぶん、そん時のショックで記憶ないんだと思うー…」

「そう…なんだー…。」

(…自分の名前しか分かんないー…。何があったのかとか…なんで海賊なのかとかー…)