腰掛けていたベンチから立ち上がり、何処かを見つめる。
淡いブルーのスカートが、風に吹かれてたなびく。
夕陽がやけに綺麗で、その姿に見とれていた。

永遠なんてこんなもんかなぁ。

いつか終わってしまう。

永遠なんてないって分かってるけど、それでも見つけようとしてしまうから。