聖なる華



「それにしても、アイカ、シェシェ、また腕を磨いたな」




「そうですわね、レイア様。縫った後が全然目立っていないわ」



「ありがとうございます」



「二人でなら十分もあればドレスを元にもどせます」




そんな話をしていた時・・・・




コンコン



またしても、誰かが訪ねてきた。




「アイカ」



「はい」



アイカは直ぐに扉を開けた。




「陛下」




「アンレスか、何かようか?」