「まぁ、レイア様・・・成長なさったんですね」 「これも、父上のせいだが」 「いいえ!国王様のおかげです!」 スイレは目をうるませて感動している。 しまいには聖華帝国の方を向いてお辞儀をしだす。 「そんなことより、着替えるのではなかったのか?」 「ああ、それでしたらアイカとシェシェに用意させていますが、遅いですわね」 それにしても遅い。 アイカとシェシェはグズではないのだが・・・