聖なる華




部屋に入った私の第一声は・・・



「なんなんだ?この部屋わ」



「なんなんでしょうね。なんていうか・・・その」



「「きもい」」



部屋はピンクや赤で統一されていた。



ベットは天蓋つき。



まぁ、これはいいだろう。



でもだ。なぜこんな乙女色なんだ?



しかもレースが凄い。




「私にこんな部屋で生活しろと?何かこれは新手の嫌がらせか?それとも何か、私がこんな趣味だとあいつらには見えたのか?」




「そうなんでしょうね。そこらへんの女はこういうのが好きなんですよ」



そうなのか・・・私には永遠に理解できないだろう。