「何のことかさっぱりですね。まぁ、いいでしょう。どっちが先に本性を出すか・・・楽しみですね」
この人認めたよ・・・自分に裏があるって。
案外馬鹿なのかも。
いや、天然?単純?
まぁ、どっちでもいい。
先に本性をだすのは絶対アンレス王だ。
「いいですわね。でも、私には裏なんてありませんもの。化けの皮が剥がれるのはあなたお一人ですわ」
「あくまでも認めないいんですね。俺は認めたというのに」
認めないよ。そう簡単には。
「私は認めませんわ。」
またしても黒い笑顔で対峙する私たち。
勝つのはいったいどちらなのか。