聖なる華




やっとお開きになって部屋に戻れた。



体はピンピンしているはずなのに、もう何もする気が起きない。



「レイア様、どうでした?」



そう軽く聞いてくるスイレをじとっとにらむ。



「私がああいうの苦手なのを知った上で聞いているのか?」



「ええ、レイア様が昔からああいう社交界が嫌いなのは存じてますわ。それでも嫌な顔をせずやるのが仕事ですわよね?」



ごもっともで。



正論なので何も言い返せない。