でも止められなかった。 許せなかった。 のぞみを苦しめた奴らが。 あの日、のぞみから何もかも奪った奴らが。 僕から、のぞみを奪った奴らが。 あの事故さえなかったら、僕達は幸せな時間を過ごしていたはずなのに!! 「やめてーっ!!」 乱闘の最中。 のぞみの叫ぶ声が聞こえて。 取っ組み合いになっていた男が、何時の間にか持っていた銃の引き金を…引いた。 ガウン―――ッ 「…う……っ!!」 お腹の辺りが焼けるように熱くて…そして襲ってきた激痛に…僕は膝から崩れ落ちた。