ミルク


私は振り返って驚いた。

私の肩を叩いたのは‥李架さんだった。


「李‥架さん…」

「こんにちはー。神崎さん」

「こ…こんにちは‥」

「こんなところでなにしてんのー?」

「えっと‥」

「あ、もしかして緒杜へのプレゼント選びー?」

「っ‥はい‥」

私がいうと李架さんは「ふーん」といい冷たい表情をした。

「緒杜はー、神崎さんには合わないと李架は思うんだけどー?」

「‥え」

「緒杜の好きなものも分からないんでしょー?」

「それは…」

「李架はー、ちゃんと分かってるのにー、なーんで彼女の神崎さんが分からないのー?」

「っ‥」

李架さんはクスクス笑っていた。

だけど目だけは…私を威嚇している。