「ソフィア」

「! はい」

 ダーウィンに戻ってきたベリルは、ソフィアをリビングに呼んでソファに促した。

「……」

 もしかして、弟子にするかの判断結果かしら……とドキドキして彼のの顔を見つめる。

「お前は傭兵には向いていない」

「!?」

 ズバリと言われ自分の反応に戸惑う。

 ハッキリ言われるとは思っていなかったため、どう反応していいのか解らなくなった。

「ただし」

「!」

「リリパットとしての素質はある」

「! リリパットの……?」

 義賊としての素質があたしにある? 予想していなかった言葉に彼を見つめた。